英語を極めるものが受験を制す
僕は大学入試の勉強には大切なことが三つあると述べた。
一、価値観を変えること
二、長期的視野に立つこと
三つめが、「英語を極める」ことだ。
以前、東大に合格したMくんと話したことがある。
「大学受験で一番大切だと思うのは英語です」と彼は言っていた。
英語だけは文系でも理系でも必要で、しかも、センターでも二次試験でも比重が高い。
「英語だけできれば慶應に合格できると思います」と自身慶應に合格した彼は豪語していた。
確かに、国語は勉強しにくい科目だし、数学はミスがあればあっという間に失点してしまうが、英語だけはミスが出にくく、実力差がもろに出る科目である。
実際、Mくんは英語で荒稼ぎして東大に合格した。
それまで、僕は数学に重点を置いた指導をしていた。
というのも、質問が多く出るのが数学だからである。
しかし、その時を区切りに英語に軸足を変えた。
まず、参考にしたのがMくんの学習法である。
彼は学校の課題を提出したことがほとんどなかったらしい。
でも、自分の勉強はやっていた。
彼の勉強のスタイルは独特のものであったが、このやり方なら、たとえ学校の授業についていけない子でも結果が残せると思った。
彼の使った単語帳や問題集をそのまま、その当時の高一に適用した。
その学年が、早稲田に進学したF君たちの学年である。
センターの英語で160点以上とる子が多く、まずまずの結果が残せた。
そして、さらに改良を重ねた学年が昨年である。
この学年の子たちはセンターで180点以上とった子が6名いて、その子たちはことごとく難関大に合格した。
つまり、「センターで英語9割=難関大」という方程式が成り立った。
ということは、難関大を目指すなら、センターの英語で9割以上とれる力を身につけなければならないということになる。
高校生の多くは学習時間の多くを数学に割いていることだろう。
しかし、僕の考えでは最も重要な科目は英語なのである。
(この記事については後ほど修正を加えるかもしれません)
↓
http://www.geocities.jp/papillonhikari/sab0709.html
ヒカリ先生のオススメ独学図書です。
僕も参考にしています。
県外の高校1年の娘の母です。
国公立大学理系学部を志望しています。
田舎のため小中学生の塾はあっても、予備校や高校生対象の塾がなく、大学受験に向けての勉強は自分で参考書を使って始めています。
英語の独学教材にいついて、アドバイスをいただくことは出来ますか?
高1では、夏休み・冬休みなど利用して単語熟語文法などを短期で集中して勉強し、学校がある時期はそれを復習するような形で繰り返してきました。
英文解釈へ進むにあたって、親子で書店の参考書を色々見てみたのですが決めかねています。
英文解釈と構文の教材のアドバイスをいただくことは出来ますか?