名もなき詩

塾長のひとりごと
Vol.2
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学習の階層

何年間かの模索の結果、集団で学んでいくことが個人の限界を突破するのに有効であるということがわかってきました。


集団の中では、たいてい「頑張る生徒」が1割、「頑張らない生徒」が1割いて、残りの8割は流れの速いほうについていく「中間層」という構造になっています。


この「頑張る生徒」と「頑張らない生徒」の綱引きで、「頑張る生徒」の力量の成長が、集団に大きなインパクトを与えるのです。


一旦流れができてくると「頑張る生徒」の数が増え始め、「頑張らない生徒」も動かざるを得なくなるという現象がおきてきます。


この状態が出来上がると「勉強が楽しく実りのある状態」になるのです。


それまでは、塾の先生が引っ張っていかねばなりません。


「頑張る生徒」は励まし、「頑張らない生徒」は叱り、「中間層」には目標を与え具体策を講じて、「頑張る生徒」へと変化させねばなりません。


各々の階層における特徴は、おそらく次のようなことであると思います。


【頑張る生徒】

この階層は、ほとんどの生徒が「目標」を持っています。


目標が高く具体的であればあるほど頑張る力が強い傾向があるようです。


つまり「夢」が生徒達を高いところに引き上げてくれるということです。


しかし、残念ながら、同学年でその高い志を理解できる生徒はごく少数であり、けっこう孤独であったり、「ねたみ」の対象になったりします。


「燕雀いづくんぞ鴻鵠の志を知らんや」(つばめやすずめのような小鳥に大きな鳥の気持ちがわからないように、小人物に大人物のひろく大きな気持ちはわからないものだ)ということです。


先頭を走り、目標とされる人間と言うのは、一般の人よりも困難な高い壁をのぼる必要があるので、ストレスもたまりやすいと思います。


したがって、人よりも精神的に「大人」でなければなりません。


未熟な心ではとうていその壁を越えることは困難だからです。


最も良いことは、高いレベルで競うことの出来る「ライバル」や「友人」にめぐり合うことです。



【中間層】


目標があまりはっきりしていないために、自分から積極的に行動することができません。


ですから、困難にぶつかると、すぐに悩んで動けなくなってしまいがちです。


したがって、その場合こまめに励ますことが必要になります。


目標がないので、現場の具体策をすぐ求めたがる傾向があります。


具体策を示すと動くことができるのですが、根本的な解決がなされたわけではないので、しばらく経つとまた悩んで動けなくなります。


そして、周りが本格的に動き出すと、自分もあせって行動し始めるということになります。


一般的にはこの階層の生徒が最も多いです。


「頑張る生徒」へのレベルアップを果たすなら、「目標」をもち勇気をだして行動に移らなければなりません。


【頑張らない生徒】


表面上は真面目であったり、とりあえず言うことはきくのですが、言葉とはうらはらに行動を見ると「頑張っていない」生徒達です。


隠れて怠ける傾向があるので、見つけ出すのに時間がかかります。


うそをつくのも得意なので、「家で勉強した」とか、「わかりました」というのですが、ほとんどあてになりません。


目標も口にするのですが、現実の行動とギャップがありすぎて、言葉に誠実さはみられません。


この階層の生徒は、たいてい「コンプレックス」をもっていて、「どうせやっても無駄だ」、「入れるところならどこでもいい」と心の中では考えています。


しかし、現実に言葉にすると怒られるので、表面上は「目標」を口にするわけです。


したがって、まず「コンプレックス」の解消から始めなくてはなりません。


そして、いやでも実際にやらせなくてはなりません。


「やってみてはじめてわかる」こともあるのです。


そして、実際にやらせてみて良かった場合、「頑張ろう」という気持ちが生まれます。駄目だった場合、「悔しい」という気持ちが生まれるはずです。これが次につながるエネルギーとなります。


ここで大切なのは「やらせるなら、中途半端ではなく徹底的にやらせること」です。


でないと、次につながるエネルギーは絶対に生まれません。


私は「頑張らない生徒」には、時期をみて、必ず一度は徹底的にやらせることにしています。


そこまでやるかというくらいのレベルです。


そうすると必ず、そのときの結果が良くても悪くても勉強する方向を向いてくれます。

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